伝説のウィーン・アクショニズム!

身体・行為・饗宴〜オットー・ミュール、ギュンター・ブルス、クルト・クレン〜

ブルース・ラ・ブルース

『L.A.ZOMBIE』

中村智道/中村雅信/玉野真一/工藤義洋

猿山典宏/三ツ星レストランの残飯/小林紘子/小口容子

 

「変態まつり」を始めた

2007年に、「変態まつり」を始めた。

そのとき頭にあったのは、ある上映イベントの、特別印象に残っていたある回のこと、だった。

その上映イベントは、故・しまだゆきやす氏が主催していたイメージリングスの上映会。いつ頃だったか、上映されていた作家が誰だったかもほとんど忘れたが(『行き暮れども待ちあかず』<監督/齋藤ユキエ>が上映されていたことだけは覚えている)、とにかくすごい作品ばかり(多分、ほとんど8mm作品)を次々と見せられ、その流れに息をつく暇もなかったことが、強烈に印象に残った。

要するに、自分が好む種類の作品がカップリングされていただけ、たまたま自分が好むテーマで集められた作品群だった、といえばそれまでだが、このときの体験が、“私の好きな作品ばかりを上映する上映イベント”としての「変態まつり」を私が主催するきっかけとなる。

極端を好む私が選んだ作品は、その作者もまた極端であることが多く、「変態まつり」第1弾のときは、上映作品の発表・宣伝後に出品作家との間のトラブルにて、ある作品を上映中止にせざるを得ないギリギリのところまでいったり(結局、プログラム通り上映できたが)、アップリンクでのイベント終了後に、あろうことか出品作家の一人が、ミニコミにある暴露話を公表したことによりすさまじい内輪揉めに発展し、大阪上映が中止になったり、ととても大変だった。
私も、暴露話に対する反論を知り合い30人くらいに送り付けたり、一連の恨みを1本のビデオ作品にまとめたり、とかなり大変な状態だった。

そんな「変態まつり」が、4回(番外篇も含めると5回)も開催できていることに、今、自分で驚くとともに、皆様への感謝の意を表する。
次回は、今回の第4弾をやることになった経緯を。(小口)

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